02.10
盆栽ミュージアム
インテリアとしての苔玉盆栽展示中
以前紹介しました「BONSAI RECORD」無事に修了いたしまして、畔家は高松盆栽先生としてデビューいたします!パチパチパチ。
今回の事業修了には作品を1点提案しなければなりませんでしたが、このお話を頂いた直後から地域の伝統工芸とコラボして作品を作るという事を決めていたので、伝統工芸と伝統工芸を組み合わせたり、地域企業と組み合わせたりとご近所さんだけでもいくつものアイデアが頭の中に出来上がっておりました。
香川県は伝統工芸品が沢山あるので、まずはご近所からスタートしましたが、どれだけでも製品化できそうです。
今回の作品は、讃岐のおしゃれな雑誌「IKUNAS vol.9」に掲載して頂くため、取材日に間に合わせなければならなかったので、ご協力いただいた伝統工芸師、ご近所の企業様にはお忙しい中、多大なるご協力頂き感謝いたします。
作品は、プチ改装いたしました畔家納屋にてミュージアムのように展示してあります。
お気軽にふらっとお立ち寄りください。
今回作品のテーマは苔玉インテリアです。
とても簡単で気軽にできる苔玉ワークショップを開催してみて、一番多く聞かれたのは、「この苔玉は部屋の中で育てられますか?」でした。
まず、答えはNO!です。
苔玉、盆栽全般は観葉植物と違い必ず陽当たりが良く(植物により異なる)風通しの良い場所で育てます。
ですが、皆さん見た目も可愛い苔玉をいつも見える部屋の中で育てたいと思っています。ならば、育てるのではなく部屋の中で鑑賞する為のインテリアを作ろう!
これが今回の作品を作るきっかけとなりました。
基本的には、外で育てれば、1週間の1日くらい部屋の中に置いても問題ありません。
苔玉は簡単に作れますので、4個〜6個色々な草木で作り、ローテーションで室内に鑑賞用として持ち込めば良いのです。
それに苔玉の育て方は、苔が乾いて全体的に軽くなったら溜めた水の中にポチャンと入れてあげれば水やり完了。あとはまた陽当たりと風通しの良い場所へ置いておけば良しと、とっても簡単です。
長く元気に美しく育てる為には、その他に肥料や剪定なども勉強してみることをお勧めします。
今回の作品は商品として販売いたします。受注生産となりますので大きさや形状全てオリジナルとして製作いたします。
ご自宅、店舗、会社のエントランスなどにいかがでしょうか?
お気軽に問い合わせください。
桶伝統工芸師 X 組手伝統工芸師
昨年6月にこの盆栽事業の話を頂いた直後にまず訪れたのは、讃岐桶樽 谷川木工芸(香川県木田郡三木町)でした。この木を円形にする技術を是非活かした作品を作りたいと考えていました。
そして畔家から一番近くにある伝統工芸って何があるだろうか?と検索してみたら車で10分も掛からない場所に組手障子を作る建具屋さんを発見し、アポなしで突然伺いました。
森本建具店(高松市三谷町)の森本さんご夫婦にお話ししたところ快くご協力頂き、側に置いてあった素晴らしい組手障子を持って行って!とご提供いただきました。
急いで作ったのでこちらの作品はまだ試作段階ですが、苔玉を置く台の部分にアクリルを敷いて桶の汚れを防ぎ管理しやすく、また美しく見えるように現在開発を進めています。
伝統工芸師 X シンキ製作所
こちらも桶伝統工芸の谷川木工所さんに資材と加工のご協力頂き、土台を作成しました。最終的に土台には高松ヒノキを使いますが、他の素材でも考えています。
アクリルの加工は畔家から5分とご近所の株式会社シンキ製作所さんに無理言って加工をお願いいたしました。
こちらは受注生産にて大きさ形も自由にデザインします。
ご自宅、店舗、会社のエントランスなどにいかがでしょうか?
木地師 X 山一木材
漆器は香川県の特産品です。漆を塗る前に木材を器に加工するのが木地師です。硬い木もとても柔らかな曲線に仕上げるスペシャリスト。
木材は山一木材(KITOKURAS 丸亀市彩歌町)。木のスペシャリストが剪定する美しい木目。ヒノキやスギはもちろん、ウォールナットなどは洋室に違和感なく和の苔玉や盆栽を引き立てる。
商品へのお問い合わせは下記フォームからどうぞ。