2018
03.22

特Aを獲得した品種「にこまる」

最上級の【特A】を獲得

畔家ファームでも栽培しているお米の品種「にこまる」の高知県産が、今年2月、日本穀物検定協会の28年産米の食味ランキングにおいて、最上級の【特A】を獲得しました。

そんな今注目の品種「にこまる」についてご紹介します。

にこまるってどんなお米?食べて笑顔になる西日本のお米

この「にこまる」という可愛い名前の由来ですが、一粒一粒が丸々と美味しそうな形をしている事、そして食べた人が思わずにこにこ笑顔になってしまうほど美味しいお米という意味があります。

1.歴史
にこまるは、美味しいお米として有名な「ヒノヒカリ」に同様の美味しい品種を目指して開発された新しいお米です。高品質な事はもちろん、味や収穫量にもこだわっています。
ヒノヒカリは九州を代表するお米でしたが、温暖化の影響で安定した収穫ができない年がありました。
この状況に危機を感じ、比較的暑い年でも美味しいお米を、という事でしっかりと対策をされたお米がこのにこまるです。
1996年、九州沖縄農業研究センターで「北陸174号」と「きぬむすめ」をかけ合わせた事からその歴史が始まりました。両方共あの「コシヒカリ」の系統で、にこまるはその美味しさを受け継いでいます。
その後、2006年には長崎県で最初に生産が始まり、この長崎で作られたにこまるが2009年の米の食味ランキングで特Aを取得しています。最高に美味しいお米だと評価されたのです。
 
2.特徴
にこまるは、つやが良く粘りが強い食味が特徴です。粒ぞろいが良くふっくら炊き上がるため、モチモチした食感を味わえます。また見た目がとても良いお米で、色白でつやつやなご飯に炊き上がり、食欲をそそります。米粒もコシヒカリよりも大きく、噛みごたえがあり食感の良いお米です。
 
3.産地
にこまるは暖かい地方向けのお米で、主に西日本で生産されています。
特に有名な場所ですが、まずは高知県です。
にこまるが最初に作られた長崎県のものももちろん全国的に有名です。他にも岡山や滋賀等様々な場所で作られています。暖かい場所でも安定した収穫量が見込めるので西日本を中心に大活躍中です。
 
「にこまる」の特徴をご紹介しました。
暖かい場所でも美味しく、そして安定した収穫量が見込める非常に優秀なお米、それがにこまるです。
夏の太陽の光をたくさん浴びて、元気にたくましく育つ。そんなイメージの“にこまる”の美味しさは、食べてみなければわかりません。食べたらきっとニコニコ笑顔になる“にこまる”、ぜひ味わってみてください!
アゼヤ米《玄米》にこまる3kg
アゼヤ米《白米》にこまる3kg